洗車用ワックスで最も重要な要素は「安全性」です

ポラリスコート・クリーナーワックスは、クルマに付着した汚れ等の除去と保護艶出しを行うための液状ワックスです。

汚れ除去を目的としたクリーナーの中には、汚れ除去効果を高めるためにコンパウンド等の研磨剤を含ませているモノもあります。しかしながら、作業効率は高まるものの、安全性は低下していると考えるべきです。

ポラリスコートの開発コンセプトは

クルマに付着した汚れを
安全かつ確実に除去できること

つまり、安全性は重視していますが、作業効率に重きは置いていないのです。しなしながら、汚れを確実に除去できる能力は備えています。付着物の範疇であれば、すべて除去可能であるとお考えください。

水アカは勿論のこと、ピッチ、タール、鉄粉、花粉、虫の死骸等は当然除去可能です。また、バンパー等を擦った際に付着した塗料等も除去可能です。当社は、塗装業者等からの依頼で、工事現場の近隣車両に付着した塗料の除去も請け負っています。その際に使用するケミカルは、このクリーナーワックスです。

ただ、安全性を重視しているので、相応の作業時間は必要です。リスクを伴って短時間でキレイにするよりも、時間はかかったとしても、安全かつ確実にキレイにすることの方が、貴方の愛車にとって大切なことだと思いませんか？

非現実的な持続期間を気にしないことが賢明

多くの洗車用ケミカルが謳う「効果持続期間」について、ポラリスコート・クリーナーワックスでは一切表記していません。

なぜならば、クルマが常に置かれている厳しい環境下において、ワックスにより形成された極めて薄い皮膜が長期間維持されることは現実的ではなく、天候、保管・使用状況等により異なるので一概に表記することは困難ですが、数週間程度維持されれば良い方だと考える方が賢明です。

ただ、「そんな短期間しか維持しないならば意味が無い」とガッカリされてしまうかもしれませんが、このポラリスコート・クリーナーワックスの最大の効能は「安全かつ確実にクルマに付着した汚れを除去すること」ですので、洗車が終了した時点で効能はフルに発揮されているといえるのです。皮膜の持続期間はあくまでもオマケのようなものだとお考え下さい。

色別の洗車用ケミカルの怖さに気付いてください

ポラリスコート・クリーナーワックスは全塗装色のクルマに使用可能です。ただ、こんなことは改めてお伝えするまでもなく、極めて当然のことです。

ただ、世の中には「濃色用」や「淡色用」といった洗車用ケミカルが、さも当然のことであるかの如く多数流通しているのも事実です。その結果、多くの方が自分のクルマの塗装色に合わせた洗車用ケミカルを購入されています。

以下の２つの表現を読んでどのように感じますか？

「黒は汚れやキズがつきやすい」
「黒は汚れやキズが目立ちやすい」

２つの表現は似て非なるものです。何気なく読んでしまうと違和感を感じないかもしれませんが、前者については全くの誤りです。冷静に考えれば、塗装色によって汚れやキズのつきやすさに差異があるはずがないということがご理解いただけるかと。塗装色の違いはあくまでも視覚的な問題であり、カーケアの方法論において大きな意味を持ちません。とはいえ、塗装色によって目立ちやすさが異なるのは紛れもない事実です。黒等の濃色は淡色系よりも汚れやキズが目立ちやすいのです。

洗車用ケミカルを販売する側が一番恐れているのは、それを使用したことでクルマがキズだらけになってしまったといったクレームを受けることことです。仮に塗装色別で含ませている成分を変えているとするならば、キズが目立ちやすい濃色車用のケミカルについては、汚れ除去性能が多少低下したとしても、キズの原因になるコンパウンド等の研磨剤は抑えるはずではないでしょうか。逆に、キズが目立ちにくい淡色車用のケミカルは、汚れ除去性能を高めようとすることが容易に想像されます。

本当に怖いのは「目立たなければ良い」というメーカーや販売業者の考え方にあると考えています。使用マニュアルにこんなフレーズが書いてあるカーケア用品が実際に存在します。

「濃色車はキズが目立つので、洗車機ではなく手洗い洗車をおススメします」

このフレーズに何か違和感を感じませんか？

この表現に虚偽は一切ありません。でも、もし仮に、洗車機がキズがつきやすいと考えているならば、濃色車だけではなく他の色のクルマについても手洗い洗車をおススメするのが、愛車の輝きを維持したいと願う多くのオーナーを応援するカーケア用品メーカーのあるべき姿ではないかと、当社は考えています。